この話は、今から七年前、冬の名残がまだ残っている頃のことである。カメ輔の身に、見過ごすことのできぬ異変が生じていた。 主人が水替えをしていた折、ふと気付いたらしい。「カメ輔の足の付け根に白いものがある。これは、いったい何だろう」その問いに対…
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