カメのひとりごと

ニホンイシガメのカメ子が、カメ目線でとらえた人間社会をおもしろおかしく書いています。

第157話 落日

 

 


 8月某日吾輩は、主人が水槽の掃除を行っている間、いつものようにベランダを探索していた。

すると突然、吾輩の目の前にトングで挟まれたカメ輔が現れた。

この光景は、いつかどこかで見たことがあるような光景だった。

そして、主人は、カメ輔を吾輩の目の前に置き、睨めっこさせるように置いたのである。

「首を天空に伸ばしたカメ輔を見ると、しばらく見ないうちに随分大きくなったなぁ」と思った。

吾輩は、一瞬ハッとし、カメ輔に対して恐怖心を抱き、無意識に身を低く構え、口を大きく開き、カメ輔を睨むやいなや、突如右方向に向かって逃げたのである。

すると、それを見ていた主人は、慌ててトングで吾輩を掴み、水槽に入れたのである。

そして、主人が、吾輩に向かって言った。

主人:おい、カメ子、どうした?お前が逃げるのを初めて見たよ。

昔のお前なら、カメ輔に向かって大きく口を開けて威嚇し、くるっと回った後、カメ輔の甲羅の上に乗っていたなぁ。

とうとう、お前とカメ輔との力関係が逆転したようだ。

なんだか、とても寂しい気がしてきたよ。これは、「落日のカメ子」だなぁ。

吾輩は、主人の話しを聞き、ハッとした。

「落日のカメ子」という言葉はもちろん、吾輩とカメ輔の力関係が逆転したことで、

どうして主人が寂しい気持ちになるのかよくわからなかった。

そこで、主人はカメ輔に近づいて行き、聞いてみた。

主人:おい、カメ輔、カメ子のこと、どう思う?最近、いつものカメ子とちょっと違うんだよ!

もちろんカメ輔からは、何も返事はなかった。

そこで、主人は、呟いた。

主人:カメ輔に聞いてもカメ語は、よくわからないし、お前に感想を聞いても無駄だよね。

すると、主人とカメ子、カメ輔のやり取りを聞いていた奥さんが、突然、その会話に参加してきたのである。

奥さん:ずいぶん長い間、カメ子とカメ輔を散歩に連れて行っていないわねぇ。

たまにベランダに出した時ぐらい、二人を自由にさせてあげたら良かったのに。睨めっこをさせると、お互いがストレスを感じるでしょ。突然、そんなことをするからカメ子が、びっくりして怖がって逃げるのよ。

(カメ子:流石、奥さん良くわかっていらっしゃる!)

奥さんの話を聞いた主人は、にわかに顔を曇らせ、「ワシは、やっぱり、カメ子をいじったことになるのかなぁ?なんだかカメ子に悪いことをしたような気がする」と言ったのだ。

一方、自分のことで、奥さんから怒られている主人の姿を見て、吾輩も主人に対し、何か悪いことをしたように思えてきた。

このまま、奥さんから嫌味を言われ、ネチネチといじられ続けていくなんて主人が本当に可哀そうだ。

なんとかしなければ・・・。

ちょっと格好悪いが、カメ輔と相談することにしよう。

 

       にほんブログ村 その他ペットブログ イシガメへ
      にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

    ランキングに参加中です!

  ポチッとして応援して下さいね💛

 

       ブログランキング・にほんブログ村へ

      にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

    ランキングに参加中です!

  ポチッとして応援して下さいね💛

 

       にほんブログ村 その他ペットブログへ

      にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

    ランキングに参加中です!

  ポチッとして応援して下さいね💛

 

    PVアクセスランキング にほんブログ村

       ↑ ↑ ↑

   ランキングに参加中です!

  ポチッとして応援して下さいね💛

 

【後記】

 あれから3日後、奥さんの忠告を無視した主人が、また、カメ子とカメ輔を睨めっこさせるように置いたのです。

すると、突然、カメ子が驚きの行動をとりました。

カメ子は、この前と同じように身を低く構え、口を開いてカメ輔を睨むと、突如右方向に向かって進み、「このまま逃げるのか」と思いきや、今度は急に反時計回りで旋回し、カメ輔の後ろに回って突進したのです。

そして、カメ輔の甲羅の上に乗って首を大きく伸ばし、辺りを見渡しました。

すると、これを見ていた主人は、こうなることを半ば期待していたのか?

ホッとしたような表情を浮かべ、言いました。

主人:ああ~良かった。ワシのせいで、このまま「落日のカメ子」にならなくて本当に良かったよ。そうなったら、カメ子がかわいそうだしね。それにしても、なぜ、ここ数日間で、カメ子の行動が急に変わったのだろう?もしかして、カメ子とカメ輔が、このことについて何か話し合ったのかもしれないなぁ。

今回はどうにか、カメ子の面子(めんつ)が保たれたようでホッとしました。

読者の皆さまへ

 カメが他のカメの甲羅の上に乗るって、どんな意味があるのでしょうか?

筆者は、主人と同様に喧嘩の強いカメが、弱いカメの甲羅に乗るものだと思っていました。

しかし、今回の一件で、ただ、この理由だけで相手の甲羅に乗るのではないことがわかりました。意外とその時の気分次第で、他のカメの甲羅に乗るのかもしれません。

カメは人間が思っている以上に繊細ですが、ある一方で、気分屋なのかもしれませんね。テレパシーが使える主人にしても、今回はそこまでは解読できなかったようです。

ところで、カメ輔は、カメ子を甲羅に乗せるなんて、人間が思っている以上に懐が深いカメなのかもしれませんね。

カメ輔君、偏見の目で見てごめんなさい。

第156話 テレパシー Part2

 

 吾輩が予感していた良い出来事は、スイカだけで終わりではなかった。

イカを食べた後主人が、吾輩の目の前に得体のしれないチューブ状の物を差し出し、ハサミで、そのチューブを切った。

すると、その切り口からは、ニョロニョロとしたゼリー状の柔らかい物が飛び出し、究極のいい匂いがしてきた。その匂いは、吾輩が大好物のエビの匂いであった。

そして、それが吾輩の目の前まで近づいてくると、無意識のうちに飛びつき、むさぼるように食べた。

「この世には、こんなに美味しい食べ物があったのだなぁ」と思い、チュ-ブに入った

エビ風味の食べ物を完食してしまった。

そして、その様子を見ていた主人が言った。

主人:おい、カメ子、お前は、すでに知っているかもしれないが、これが、2人(奥さん)との会話の中にでてきた、「カメ〇〇」という餌だよ。どうだ。美味しいだろ。

お前の食べる姿を見ているとわかるけどね。

吾輩は、思わずハッとした。主人のご明察のとおり、吾輩が秘かに一度で良いから食べてみたいと思っていた逸品だったのだ。

主人が、吾輩の気持ちをよく理解してくれていたので、改めて感服した。

ところが、しばらくして吾輩の主人に対する敬服の念を覆す出来事が起きた。

それは、主人が水替えの時に水を入れるのを忘れ、6時間も水を入れてもらえず、無性に喉が渇いていた時であった。

ついに、吾輩は喉の渇きに我慢ができなくなり、「いつ水槽に水を注いでくれるの?」と怒り狂い、カリッカリッと顎を鳴らして主人に訴えたのだった。

すると、カメ輔も同様に喉が渇いていたようで、水槽の中をうろうろし、ガタガタと大きな音を立て暴れまくっていたのである。

ところが、吾輩とカメ輔が猛烈に抗議していたにもかかわらず、主人は馬耳東風の様子であった。

すると、その様子を見ていた奥さんが、ついに、主人に向かって、話を始めたのである。

奥さん:カメ子とカメ輔が、「水は、まだ入れてくれないの?」と言っているわよ。

すると、主人はようやく気が付き、「あっ、忘れていた。カメ子、カメ輔、ごめん。ごめんな」と言うや、すぐ立ち上がり、バケツで水槽に水を注ぎ込んでくれたのである。

吾輩はその様子を見ていて、ある意味ホッとした。

主人は、いつの間にか、いつものどこか抜けたのんびり主人に戻っていたのである。

だって、いつも主人が、吾輩の気持ちを見通していたら、息が詰まるよね!

この時、吾輩はふと思った。

カメ子:相手の気持ちを理解することができるこの能力とは、もしかして、人間以外の地球上の生物が使っているあのテレパシーのことかもしれない。

そして、主人以外に奥さんも、このテレパシーを使っているかもしれないなぁ。

 

       にほんブログ村 その他ペットブログ イシガメへ
      にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

    ランキングに参加中です!

   ポチッとして応援して下さいね💛

 

       ブログランキング・にほんブログ村へ

      にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

    ランキングに参加中です!

   ポチッとして応援して下さいね💛

 

       にほんブログ村 その他ペットブログへ

      にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

    ランキングに参加中です!

   ポチッとして応援して下さいね💛

 

     PVアクセスランキング にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

    ランキングに参加中です!

   ポチッとして応援して下さいね💛

 

【後記】

 その夜、カメ子は、早速夢の中にあの子孫を呼び寄せ、主人と奥さんは、「本当にあのテレパシーを使っているのか?」と聞いたのです。

すると、子孫は、こう答えた。     

子孫:主人や奥さんは、ちゃんとテレパシーを使っています。だから、ご先祖様(カメ子)と主人や奥さんが思っていることが一致しているのです。

ところが、残念ながら、人間はそのことに気付いていないのです。私達動物は、一緒に暮らしていると、人間が思っていることがある程度わかるでしょ。同様に人間にも理解出来ているのです。それが、テレパシーというものです。

しかし、人間達は、それがテレパシーだとは認識していません。ただし、テレパシーといっても、この程度のものは、奥深いテレパシーの入門編に過ぎませんね。

読者の皆様へ

ペットと一緒に暮らしていると、自然とペットの気持ちが理解できるようになるのではないでしようか?是非、積極的にペットと会話してください。彼らは、いつでもそれを待っていると思いますよ! 

 

:第154話 おしゃべりトマトPart2

:第151話 未来からの訪問者Part1    

 

第155話 テレパシー Part1

 

 ある日の朝、吾輩はいつものように水が入った水槽で寝ていると、主人がやって来た。

そして、それぞれの水槽を覗き込みこう言った。

主人:おい、カメ子、カメ輔、元気か?

そして、吾輩とカメ輔の様子に変わりがないことを確認した後、いつものようにマメ(カメの配合飼料)を水中にばら撒いたのである。

ところが、吾輩は朝が弱いのと、昨日は夜遅くまで主人と奥さんがピーチクパーチク喋っていて眠れなかったこともあり、食欲が全くなかったので、マメをじっと見つめているだけだった。

それを見ていた主人は、突然、奇怪な行動をとり、水中にバラ撒いたマメを箸でかき回し始めた。すると、マメはまるで生きているかのように、吾輩の目の前で動き出したのである。

それを見ていた吾輩は、無意識のうちにマメをパクッと一口食べてしまった。

そして、それを見ていた主人が言った。

主人:どうもカメ子は、朝が苦手なようで、ようやくマメを食べてくれたなぁ。

昨日、夜遅くまで明かりをつけて奥さんと喋っていたので、眠れなくてボーッっとしているのかなぁ。もし、そうだとしたらカメ子には、本当に済まないことをした。カメ子は動いているものに飛びつくだろうと思い、目を覚ましてもらうためにマメを箸でかき回したのだよ。                     

このときの主人は、吾輩の気持ちを読み取ってくれていたのである。

それにしても、今日の主人は凄く冴えている!

吾輩の思っていることをズバリ的中させたことと、吾輩のことを気遣ってくれたことに対し、主人達の昨日の行動を許してあげることにした。吾輩は、このことがきっかけで、今日は2人(吾輩と主人)に何か良いことが起こりそうな予感がしてきた。

ところで、話は変わるが、水替えのとき、最近、主人が、吾輩とカメ輔の水槽に2時間以上水を入れないようにして皮膚を乾燥させてくれる。

これは、カメ輔の手の皮膚が、水カビ症に罹ったようで、それを治すための治療法らしい。

でも、吾輩は、こんなことをして、果たしてカメ輔の皮膚病が治るのか、少し疑問を抱き始めていた。

ところがこの後、この疑いが一挙に晴れる出来事が起きたのである。。

カメ輔の身体をじっと見ていた主人が、突然、奥さんと吾輩に聞こえるような大きな声で叫んだのである。

主人:見て見ろ、カメ輔の手の水カビが治って、白いカビが消えている。

良かった、本当に良かった。これは、凄い!ワシの思っていたとおりに治った。

これを聞き、吾輩は、思わず心の中で、「主人は凄い。今日は、冴えているね!」と叫んだ。

そして、この主人の冴えわたりは、これでは終わらずに、まだ、続いたのである。

夕方になり、主人が突然、吾輩のいる水槽に近づいてきた。

すると、何だか昔なつかしい匂いがしてきた。もしかして、おやつなのか?

最近の物価高で吾輩は、ずっとおやつを食べていない。

もし、これがおやつだとすると、これが、今日主人と吾輩の身に起こる良いことかもしれない。

すると、主人は、「おい、今からカメ子、カメ輔の大好きなおやつをやるぞ」と言ったのである。(やっぱり、思っていたとおり、おやつだった)

そして、主人は、吾輩の目の前に箸で掴んだ赤いおやつを出したのである。

吾輩は、箸で掴まれたおやつめがけて、水槽の壁をよじ登り、突進した。

すると、それを見ていた主人は、吾輩の鼻の先まで、近づけてきたのである。

そして、吾輩は、いつものとおり、毒が入ってないかクンクンと匂いを嗅いだ後、そっと、そのおやつを口に入れ、少しの間、味を堪能し、一気に飲み込んだのだった。

その昔なつかしいおやつの正体は、この後の主人のひとことで判明した。

主人:カメ子、お前は本当にスイカが好きだなぁ。あれから1年が経ち、そろそろ食べたくなる頃じゃないかと思って、用意しておいたよ!

そして、それを聞いた吾輩は思った。

カメ子:最近、食事も一日一回のマメばかりで、ちょうど飽きてきたところだし、季節柄、そろそろ昔懐かしい食べ物が食べたいと思っていたが、これが今朝から予感していた、「吾輩の身に起こる良いこと」だったのだなぁ。

今日の主人は、吾輩の心が全てお見通しのようである。

どうして、今日は、いつもの間抜けな主人ではなく、吾輩の気持ちが理解できる主人になったのだろう。

次回は、ことの真相が明らかになり、さらに、意外な展開が待っているよ!

次回を乞う御期待!

 

        にほんブログ村 その他ペットブログ イシガメへ

       にほんブログ村

         ↑ ↑ ↑

     ランキングに参加中です!

   ポチッとして応援して下さいね💛

 

        ブログランキング・にほんブログ村へ

       にほんブログ村 

         ↑ ↑ ↑

     ランキングに参加中です!

   ポチッとして応援して下さいね💛

 

         にほんブログ村 その他ペットブログへ
        にほんブログ村

          ↑ ↑ ↑

     ランキングに参加中です!

   ポチッとして応援して下さいね💛

 

       PVアクセスランキング にほんブログ村

          ↑ ↑ ↑

     ランキングに参加中です!

    ポチッとして応援して下さいね💛

第154話 おしゃべりトマト Part2

  この写真に写っているのは、カメ子です。カメ輔との違いがわかるかなぁ?

 

 さあ、第153話の続きが始まるよ!

トマト:私達植物は、昼間、空気中のCOを取り込んで、地球温暖化を防ぎ、そして、Oを出してあなた達動物に綺麗な空気を提供しているのよ。

僕は、このことが何のことだか、さっぱりわからなかったが、植物が地球上の全ての生き物に対して、貢献し、役に立っていることだけは理解できた。

そして、さらにトマトの衝撃発言は続いたのである。

トマト:この前、あなたは私の寿命について聞いたわよね。実は、私の寿命は、あと2ヶ月ぐらいなの。その時が来るまで、自分の分身(トマトの実)を奥さんと主人に捧げるのよ。もしかしたら、あなたも私の分身を食べたことがあるかもしれないわね。

そう、私達トマトは、人間に食べられるために、この世に生まれてきたのよ。

だって、私の身体は人間が創ってくれた物だから、後悔はしないわ。

これが、私達の定められた運命なのよ。私は、つい1ヶ月ぐらい前にこの地上に生まれ、そして、あと2ヶ月程で、この世から消えていくの。

ちょっぴり、悲しい気持ちもするけれど、それは、運命なので、仕方がないわ。

あなた達は、「カメは万年」と言われているようで、長生きが出来ていいわね。

ちょっぴり、羨ましいわ。

僕は、トマトの話が初めて聞くことばかりだったので、びっくりしなんだか寂しい思いがした。そして、ひとつの疑問が湧いてきたのである。

1ヶ月ほど前にこの世に生まれてきたのに、どうして、「自分達は、COを吸収して地球温暖化を防いでいるとか、Oを出して、動物に綺麗な空気を提供している」とか難しいことを知っているのだろうか?

そして、トマトは、僕から、この疑問が出ることがわかっていたかのように話しを始めたのである。

トマト:あなたが知っているように植物はいろいろな種類があるけれど、どの植物も身振り手振りもできず、ほとんどが静止しているのよ。

「カメはのろまだ」という話は有名だけれど(カメ輔君、ごめんね)、植物の比じゃないわね。

だから、私はあなたにご挨拶に行こうにも動けなかったのよ。

でも、私達植物は、動物のように身体を動かすことができない代わりに、コミュニケーションとして、テレパシーで話すことが発達したの!そうじゃないと、植物同士の会話についていけないし、決して一人で生きてはいけないのよ。

それに、話をするためには、情報を持ってなきゃいけないの。そのため、周りから情報を得るために、いつも耳を傾けていないといけない。

だから、「声を聞く」ということが大事になってくるのよ。

どこかの国の首相が「誰よりも聞く力がある」って言っていたわね。

そんなことで、私達植物はこの地上に誕生した時から、周りの音や声に敏感に反応するようになったのよ。人間の会話はもちろん犬や猫、カメ等全ての動物の声もね。

そして、すぐさま内容を理解しなくちゃいけないの。だから、あなたは気付いているかも知れないけれど、植物同士で、いつもピーチク~パーチク話しているので、森や林の中は、騒々しいこと、このうえないのよ!

植物はもの物静かで、おとなしいと思っていたでしょうが、とんでもない。

それに、カメ子さんは、「人間が、私達地球の生き物達のテレパシーを習得するには、あと150年はかかる」※2と言ったらしいわね。

(カメ輔:僕とカメ子兄ちゃんしか知らない話をどうしてトマトが知っているの?)

どう考えてみても私からすれば、人間はみんな遠回りをしているわ。

人間は、この地球上の動物の頂点に立っているというプライドや人間以外の生き物は、会話もできない下等な生き物だという偏見を持っているからこうなるのよ。

トマトにモーツアルトの音楽を聴かせると甘いとトマトができることがわかっているのに、どうして人間は、もっと、音楽を通じて、トマトと話しをする研究をしないのかなぁ?今回のように、あなたが私をじっと見つめ、心が通じ合ったときはじめて、互いの言いたいことが理解し合えるのにね。

これがテレパシーで、人間も本来は持っているはずよ。

あ~ようやくトマトの独演会は終わった。そして、僕がほっとしてため息をついていると、トマトは、突然笑みを浮かべて意外なことを言ったのである。

トマト:ところで、この前、あなたのご主人から、「お前に名前を付けてやる」と言われて、びっくりしたわ。どんな名前を考えてくれるのか?今から楽しみだわ。

わかったら、あなたにも教えてあげるわね。

僕はそれを聞き、「また、主人の名付け癖が始まったぞ」と思った。

そして、僕は、その後の展開をある程度予想することが出来たが、「それじゃ、わかったら教えてね」と相槌を打った。

僕は、「トマトは、話題があっちこっちに飛んで、よくおしゃべりをするなぁ」と半ばあきれていた。

ようやくトマトの話が終了したので、僕は、その場から立ち去った。

そして、その日から3日後、僕がベランダでいつものように探検をしていると、トマトの方から声をかけてきた。

すると、僕は、「はは~ん、あのことだな」と思いつつ、トマトのいる場所に向かって歩いて行った。

トマト:やっと、私の名前が決まったのよ。主人がじっと私をみつめ、「三日三晩、寝ずに考えて決めた」と言っていたわ。そして、その名前は、【おしゃべりトマト】だったのよ。私は、涙が出るほどうれしくて、この名前を冥途の土産にすることにしたわ。

主人がトマトを、【おしゃべりトマト】に命名したことで、僕の予想は大きくはずれてしまった。そして、トマトが自分の名前を命名してもらったくらいで、こんなに感激するものなのかと思い、びっくりした。

 

       にほんブログ村 その他ペットブログ イシガメへ
      にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

    ランキングに参加中です!

   ポチッとして応援して下さいね💛

 

       ブログランキング・にほんブログ村へ

      にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

    ランキングに参加中です!

  ポチッとして応援して下さいね💛

 

       にほんブログ村 その他ペットブログへ
      にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

    ランキングに参加中です!

  ポチッとして応援して下さいね💛

 

     PVアクセスランキング にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

   ランキングに参加中です!

  ポチッとして応援して下さいね💛     

 

  「後記」

 いつものご主人だったら、トマトの名前は「トマ子」とか、皆さまもすぐに想像できるような簡単な名前を命名したかもしれません。

しかし、今回はどうして、【おしゃべりトマト】と名付けたのでしょうか?

いつものように、三日三晩寝ずに考えてこの名前を付けたのか?

それとも、トマトをじっと見つめているときに無意識にテレパシーを使ってトマトの性格を見抜き、命名したのか?それについては、主人にしかわからないことです。

もし、後者だとすると主人は人類史上初めてテレパシーを使った人間ということになります。

さて、真実はどうなのでしょうか?後で、そっと主人に聞いておきますね!

一方、トマトがご主人から名前を付けてもらったとき、感激した理由がようやく今になって、理解できたような気がします。

もしかして、彼女は寂しかったのかもしれませんね!

読者の皆様は、どう思いますか?

 

:第57話 ユッカ 【カメのひとりごと】本には未掲載

:第151話 未来からの訪問者 Part1

第153話 おしゃべりトマト

 6月某日、僕(カメ輔)は、いつものようにベランダを探検していた。

ふと、向こう側を見ると、プランタに植えられている植物があり、その植物には、黄色い花がたくさん咲いていて、いくつかの実が成っていた。

その時、僕はあることを思い出した。

カメ輔:あれ、待てよ。奥さんが主人に「トマトと胡瓜とサニーレタスが大きくなったわよ」と言っていたが、もしかしたら、このことかも知れない。

でも、僕達には、何の連絡も来ていない。ここは、カメ子兄ちゃんと僕のベランダなんだぞ!

そこで、僕は、一瞬ムカッとして「一言文句を言ってやろう」と思い、彼らの前まで突き進んだ。そして、こう言った。

カメ輔:見たことのない新顔だね。ここは僕達のベランダで、何も連絡が来てないよ。

すると、植物の内の一人が答えた。                         

植物A:あ~ら、てっきり奥さんがあなた達に連絡してくれたと思っていたので、ご挨拶が遅れてごめんなさい。

あれっ、あなたは、もしかして、この家の若きエースカメ輔君じゃない。

申し遅れましたが、私はトマトという植物なの。

僕は、その植物が、トマトであるということを初めて知った。

トマトはちょっぴり馴れ馴れしかったが、「この家の若きエース」と言われ、まんざらでもなかった。

そういういきさつがあって、トマトに対して抱いていた怒りがいつの間にかなくなってしまった。

そして、今度はトマトに対する好奇心がメラメラと湧き上がり、開口一番こう言った。

カメ輔:いつだったか、あそこにいるユッカ姉さんも「私は分類学的には植物で、あなたのような動物ではない」と言っていたが、あなたは何を食べて生きているの?

そして寿命はどれくらいなの?

すると、トマトは、僕の質問を予想していたかのように、ゆっくりと答え出したのである。

トマト:まず、私はトマトという植物なの。私達植物は、水と空気と光を主食としながら、N、P、Kも食べて健康を維持しているのよ。

トマトは、僕を子供扱いし、わかりやすく簡単に話したつもりのようであったが、それがかえって僕の疑問を増幅させたのである。

そこで、僕はトマトをしばらくじっと見つめながら、再び質問した。

カメ輔:う~ん。僕には日向ぼっこをしながら、水を飲むだけの生活なんて、とうてい我慢できないよ。すぐにお腹が空くし、どうしてそんなので身体がもつの?

この質問に、トマトは即答した。

トマト:だって、それが私達植物の食べ物なのよ。

その質問は、私があなたに「カメは、どうしてマメ(カメ用の配合飼料)を食べるの?」と聞くのと同じことで、あなたは「これが僕の食べ物だよ」と答えるでしょ。

それと同じよ。

僕は、わかったような、わからないような不思議な気持ちで、トマトに上手くまるめこまれたような気がして、モヤモヤ感が抜けなかった。

ところが、僕の表情を観ていたトマトは、突然、ギアを上げパワーアップし、さらに凄い話を始めた。トマトの独演会の開始である。

次回の話は、意外な展開で、トマトの正体が顕わになるよ!

乞う御期待!

    

       にほんブログ村 その他ペットブログ イシガメへ
      にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

    ランキングに参加中です!

   ポチッとして応援して下さいね💛

 

       ブログランキング・にほんブログ村へ

      にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

    ランキングに参加中です!

   ポチッとして応援して下さいね💛

 

       にほんブログ村 その他ペットブログへ
      にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

    ランキングに参加中です!

   ポチッとして応援して下さいね💛

 

     PVアクセスランキング にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

    ランキングに参加中です!

   ポチッとして応援して下さいね💛

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第152話 未来からの訪問者(Part2)

 カメ子の子孫は、しばらく経ってから、再びみんながあっと驚くような凄い話を始めた。

(早速、前話から気になっていた“あれ”が登場するようです)

吾輩は、かなり難解な部分があるかもしれないので、聞き耳を立てて聞くことにした。

カメ子の子孫:私の話をびっくりしないで聞いていてくださいよ!

西暦2814年頃、人類史上初のタイムマシンが開発されたのです。それは、人類にとってたいへん大きな出来事でした。とある科学者グループ(特別秘密条項に指定されているため匿名とする)が、これまで長年の間、タイムマシンの開発研究に取り組んでいたのです。そして、ひょんなことから「これだったら実現可能かもしれない?」というアイディアがわき、研究を続けた結果、ついに実験が成功したのです。

えっ、いったいどんなアイディアかって?それは、内容がかなり難しいので、それについての説明は省かせていただきます。

(今度、時間があるときにゆっくり説明します)

そこで、時の政府(未来では、各国はなくなり、ひとつの統一連邦政府となっている)の下で実験を重ね、ついにそのグループは、人類史上初のタイムスリップの許可を得たのです。そして、そのタイムマシンに乗り、タイムスリップすることになりました。

ところが、その後ある事件が起こり、このことがきっかけで、歴史が変わるような大問題が起こったのです。さらに、ある人は、タイムスリップをした先から現代に戻ろうとしましたが、失敗し行方不明になったりもしたのです。

そこで、政府は、タイムスリップを禁止し、その代わりに、人間の脳内にタイムスリップ先の時代のものとそっくりなバーチャル空間を作り出す技術を開発したのです。

アメリカのSFテレビドラマ「スタートレック」に出ていたホロデッキ※1みたいなものです。

30世紀のホロデッキは、テレビで描かれているホロデッキに比べ進化し、本物とほとんど変わらない精密なものになっていて、AIが人間の過去の行動履歴と性格から判断し「この人は、こんな行動をとるであろう」と推測し、バーチャルではなく、本物に近い状況になるのです。

しかも、その装置は、テレビドラマの中に出てくるような大型の施設を必要とするものではなく、頭にAIチップを装着するとすぐ眠りに入り夢の中でバーチャル空間を作りだすのです。僕がいる世界から見ると、ご先祖様(カメ子)もホロデッキ内でバーチャルとして存在し、これが今、夢の中で繋がっているのです。

(カメ子:そうか、あの時、我が子孫が「故あって、あなたの夢の中でお相手することになります」と言っていたのは、このことだったのか)

ご先祖の時代には、まだ、このホロデッキがないので、ご先祖さまの夢の中をホロデッキにし繋げたのです。

そして、最後に大事なことを言っておきます。連邦政府は、夢の中の極秘情報については、現実の世界に流出しないように、AIが厳しくブロックしていることを覚えておいていてください。

普段、夢から覚めた時、夢の中の出来事をいつの間にか忘れてしまうことがあるでしょう。そういう現象になるのです。そして、試しに、次のことを夢から覚めてもしっかり覚えておいてください。

「ご主人には、私という子孫がいて、寿命は30歳まで」ということです。

しばらくして、子孫は再び話始めた。

カメ子の子孫:夜も明けてきたし、私の難しい話を聞いて、少しお疲れのようなので、このあたりで終わりにしましょう。ご先祖様、今度また何か困ったことがあったら、私を呼んでください。すぐに、はせ参じます。

そう言うと、我が子孫は、白いモヤの中に消えて行き、どこかで見たことがある風景が目の前に拡がっていたのである。

吾輩は「ああ~夢から覚めたようだ」と思い、ハッとした。夢の中で見聞きしたことを今でもはっきり覚えているではないか。これまでのことは、やはり夢ではなかったのか?

でも、ちょっと待てよ!夢の中で、我が子孫は、「目覚めそうになった時、夢の中の極秘情報が流出しないよう、AIが厳しくブロックしていることを覚えておいていてください」と言っていたなぁ。

しかし、吾輩は、子孫の言ったことを全て覚えている。これは、秘密をみんなに話しても良いということなのだろうか?こんな大事な話を、口の軽い主人には話せないが、口の堅い奥さんには話しても問題はないかもしれない。でも、奥さんに喋ったら、歴史が変わる大問題を起こしたということで、罰せられるかもしれない。心配だ。いったいどうしたらいいのだろう?

吾輩はしばらく頭を冷やし、もう一度考えてみた。

そして、ふとあることに気づいた。

カメ子:仮に吾輩が奥さんに話をしたとしても、奥さんにはカメ語は通じない。

だから、このことは、人間社会に流出することはない。もしかしたら、それを想定したうえで、AIはブロックをしなかったのかもしれないなぁ。そうだとすると、AIって本当に凄いなぁと思う。

そしてさらに吾輩は、あのことを思い出した。

カメ子:確か子孫は、「ご先祖様(吾輩)には、私という子孫がいる。そして、ご主人の寿命は〇〇歳である」と言っていたなぁ。吾輩は、どうしても、自分が死んだ年齢を思い出せないのである。これは、いったいどういうことを意味するのであろうか?

そうこう考えているうちに眠くなり、再び深い眠りについてしまったのである。

 

       にほんブログ村 その他ペットブログ イシガメへ
      にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

   ランキングに参加中です!

  ポチッとして応援して下さいね💛

 

       ブログランキング・にほんブログ村へ

      にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

    ランキングに参加中です!

   ポチッとして応援して下さいね💛

 

       にほんブログ村 その他ペットブログへ

      にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

    ランキングに参加中です!

   ポチッとして応援して下さいね💛

 

     PVアクセスランキング にほんブログ村

        ↑ ↑ ↑

   ランキングに参加中です!

  ポチッとして応援して下さいね💛

 

【後記】          

読者の皆様へ

 今回の話の内容は今までとは少し違うので、驚いてらっしゃる方も多いかもしれませんね!

これからは、カメ子の子孫が度々話の中に登場し、バーチャルで過去や未来、そして“あの世”の世界にも出掛け、皆様におもしろい話を紹介するかもしれませんので、

楽しみにしていてくださいね!

ところで、なぜ、カメ子は、子孫から告げられた自分の寿命を思い出すことができないのでしょうか?

読者の皆様も一緒に考えてくださいね!

 

※1ホロデッキ: holodeck)はアメリカのSFテレビドラマ『スタートレック』シリーズに登場する、現実とほとんど変わりのないシミュレーテッドリアリティの世界を作り出すことができる架空の装置である。初登場は1987年放送開始の『TNG』(The Next Generation)シリーズ第1話『未知への飛翔(Encounter at Farpoint)』。

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

第151話 未来からの訪問者(Part1)

 

 白いモヤの向こうから、突然黒い影が現れた。

いったい何者だろう?と一瞬、恐怖を感じたが、それは、見覚えがある、親しみのある形をしていた。

そして、その黒い影が徐々に近づいて来て、ついに吾輩の前で立ち止まった。

すると、突然、謎の生物にスポットライトがあたり、その正体が顕わになった。

その謎の生物の正体は、カメであった。吾輩はそのカメに向かって尋ねてみた。

カメ子:あなたは、いったい誰なの?

すると、そのカメからビックリするような発言が飛び出してきたのである。

黒い影:私は、あなたの子孫のカメ子と申します。

30世紀の未来からやって来ました。尊敬するあなたのカメ子というお名前を勝手に拝借させて頂いております。あなたが困っている時、微力ながらお役に立ちたいと存じます。故あって、あなたの夢の中でお目にかかることになりました。

吾輩は、我が子孫の突然の登場にびっくり仰天し、頭の中が真っ白になり、この後、何を言っていいのかわからなかった。そして、しばらくして落ち着き、一言を発した。

カメ子:えっ、吾輩の子孫のカメ子?  すると、カメ子は      

カメ子(子孫):あなたがびっくりするのも無理はありません。

1000年前は、平安中期にあたり、紫式部清少納言が活躍していた時代です。

彼女達も、1000年後の世界は想像もつかなかったことでしょう。

だから、あなたの気持ちもわかります。と少し脅かすように言うと、カメ子は、恐る恐る話し始めた。

カメ子:ところで、あなたは30世紀の世界で何をしているの?

自然界で暮らしているの?それとも、吾輩のように人間と一緒に暮らしているの?

すると、子孫は、雄弁に話し始めたのである。

カメ子(子孫):これから、もっとびっくりするようなことを言いますので、覚悟して聞いてくださいね。

30世紀の世界では、カメは人間社会に参画して、一緒に仕事をしています。

私は、現在、会社を立ち上げて社長をしております。

どうして、カメのステータスがこんなに高くなったかというと、西暦2112年に、ある動物学者が犬、猫とカメ等の動物には、人間が想像する以上の能力が備わっているということを実験で証明したのです。そして、彼らには共通の言語があり、人間にはわからないテレパシーで会話をしていることがわかったのです。人間はこの事実に驚愕しました。そして、それから50年後の2162年には、ついにその言語が解読され、テレパシーも解明されたのです。

ところが、彼らは、人間と比べ語彙力と脳の記憶容量が少ないことが判明し、このことが、さらに大きな壁として立ちはだかったのです。たとえ、会話ができるようになっても、彼らの語彙力と記憶容量の少なさで長続きはしませんでした。そこで、人間は、いかにして彼らの語彙力と記憶容量を増やすべきか、連日連夜格闘しました。

そして、それから49年後の2211年、動物達の脳の記憶容量を増やすことが成功しました。それは、あるチップを脳に埋め込み、動物達の記憶容量を増やす方法です。

そして、彼らの記憶容量がようやく人間の3分の1程度になったのです。

「えっ、この程度で大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、これぐらいでも大丈夫なのです。人間も、一生の間に、そんなにたくさんの記憶容量を使ってはいないのです。

でも、問題はこれで解決したわけではありません。我ら動物達には、語彙力をつける必要があったのです。

ライバルである他の動物たちに勝つために一生懸命勉強し、そして、ついに私は、今の地位を勝ち取ることができたのです。

ここでやっと、我が子孫の話が終了した。吾輩は、この話を初めて聞いたので、何も言葉が出なかった。

もし、この話が本当だとすると、吾輩が生きているうちには間に合わないが、吾輩の子孫、いや、カメにとっては、素晴らしい人生が待っていることになるだろう。

我が子孫よ、いい話を聞かせてくれてどうもありがとう。

吾輩は、なんだか元気が出てきたが、その時、ふと思ったことがある。

でも、ちょっと待てよ?

吾輩に子孫がいるということは、吾輩は将来結婚して伴侶がいるということになるなあ?

吾輩は、生涯独身を貫こうと思っていたのに・・・。

(また、カメ子の妄想?が始まったようである)

 

                      にほんブログ村 その他ペットブログ イシガメへ
                    にほんブログ村

       ↑ ↑ ↑

   ランキングに参加中です!

  ポチッとして応援して下さいね💛

 

                     ブログランキング・にほんブログ村へ

                  にほんブログ村

       ↑ ↑ ↑   

   ランキングに参加中です!

  ポチッとして応援して下さいね💛

 

      にほんブログ村 その他ペットブログへ
     にほんブログ村

       ↑ ↑ ↑

   ランキングに参加中です!

  ポチッとして応援して下さいね💛

 

   PVアクセスランキング にほんブログ村

      ↑ ↑ ↑

   ランキングに参加中です! 

  ポチッとして応援して下さいね💛

 

【後記】

 カメ子にとって子孫の登場は、本当にカルチャーショックだったようですね。

次回のお話は、地球の未来について、読者の皆様がびっくりするようなことを紹介する予定です。

そして、ついに【アレ】が登場します。

果たして、【アレ】って、いったい何でしょう?

次回の話を楽しみにしてくださいね!